03.レイナルド・オへダ氏のダンス

 

 

 

 

 

レイナルドさんは基本サルサダンサーなんだけど、ここではハッスル(Hustle)を踊っている。
猛烈にハッスルの良さが出ています。

(Hustleは70年代発祥のディスコダンスで、“ サタデーナイトフィーバー系 ” と言ってもいいかな?

サルサやスウィングと共通する動きを見せたりもする。結構その辺のダンスは

兄弟姉妹みたいなもの・・ かもね。)

  
ペアって、1+1が5を越えるようなペア、相手の良さをいつの間にか引き出している、

そんな「妙に合うペア」というのがあると思うんだけど、

これはまさにそう。

ハッスルのベーシックは “タタッ” という風に足を踏み変えるようなステップを含むので、
片足では本来、非常にタイミングを取りにくいはず。

それが違和感なく体現できてしまうというのは、身体の中で完全に音楽が鳴っている・という事でしょう。
それと、ダンスが好きで好きでしょうがないという気持ちがあるからだと思う。

 

経歴によれば、

ダンサーをやっていて事故で片足を失った・・ とかではなく、

生まれた時点で片足を失った(へその緒が絡まった片足を切断せざるを得なかった)との事で、それでダンスを人生の楽しみ・挑戦として選びとったというのは

本当に凄いとしか言いようがないですね。 ポジティブでいいよね~

 

以上、僕の好きな映像の紹介でした。