踊る場所(福井)

前回、「次は横浜を取り上げる」と言っておきながら、なぜ福井県の話になるのか・・

これはですね、京都のサルサカンデーラに行ってきたのですが(5月3日、2024GW)福井の人達が大勢参加されてたようで・・

(勘ですよ、勘。 別に統計取ったわけじゃない。《でも、たぶん合ってる》)

 

今夏の福井でのイベント、そのフライヤーも頂いたりしたわけです。

で、話を聞いてみると・・ 継続的に活動されてる方達らしく、

「あー、隠れサルセーラ・サルセーロがそっち方面にもいたのか!」

と、嬉しくなりまして(別に隠れてたわけじゃないでしょうけど(笑)、悪い意味じゃなくてね。)

元々このシリーズ、 47都道府県ぜんぶやるつもりだったので急遽、福井を前倒しで取り上げることにしました。  こういう御縁は大事ですからね。

 

 

まず、頂いたフライヤーにあったビーチサルサの案内がこれ。

 

ビーチサルサ  at  三国サンセットビーチ  ダイヤモンドヘッド

 

 

2008年が第一回。 そこから毎年開催してたけれど、2020~2022の三年間はさすがに中止。

で、2023年に復活。 今年もやりますよ~ そんな流れのようです。

こういうイベントって手間かかることが多いんで、熱量がないと続かないんですよね。

というか、中止した後に復活させるのって結構大変だと思うんですよ。 気合と・・やっぱ熱量が必要だよね。 サルサ本気で好きじゃないと出来ないと思う。

  

  

このビーチサルサの情報、フェイスブックはこれ↓

https://www.facebook.com/events/2525273760974759/

 

 

インスタはこちら ↓

https://www.instagram.com/latindonguri2017/p/C57DMiOhrpQ/

 

  

8/18は是非どうぞ!!

 

 

 

 

 

★SALSA  LAB(サルサラボ)

 

さて、

私も京都で根掘り葉掘り聞いたわけじゃないので、大雑把なことしかお伝え出来ないんですが、

こちら ↓ を見ると・・

 

https://www.ameba.jp/profile/general/2003515/

 

福井のサルサシーンを引っ張って来たのは、どうもこの「SALSA  LAB(サルサ・ラボ)」というスタジオのようですね。

 

《住所》福井県福井市豊島2丁目2-24 4F

(JR福井駅から南へ直線距離で200mほど。 木田橋通り沿い。)

 

「20年前から福井市豊島にあるSalsa Labを、サルサパーティやダンスレッスンを中心に、ライブイベント貸しスタジオとして運営しています!」

「サルサパーティを、毎月第3土曜日に開催」

 

なるほど。このサルサパーティ、PM8時~9時がレッスンで、9時から Doctor Salsa というパーティになるみたいです。

 

 

こっち ↓ を見ると

https://www.facebook.com/thisishiro

 

(4/13の投稿・2024年)

「Salsa Labは、これまで片町などで不定期にやっていたサルサパーティを2004年5月にSalsa Labで初めて開催したのが始まりで8月からは毎月第3土曜日にと決めてこれまですっとやってきました。

この第3土曜日にやり始めたサルサパーティが4月でちょうど250回目になります。また5月でSalsa Labはちょうど20年やってきたことになります。コロナ禍でも一応第3土曜日は必ずやってきました。」

 

とあり(以上、長めの引用をさせて頂きました。)

20年持続250回 かぁ・・ 素晴らしい‼  継続は力なり・だね。

 

福井での最初の大規模サルサパーティ、開催が1999年らしく、そこから始まった不定期パーティを定期的なイベントにしたのが2004年。 ビーチサルサの初回が2008年と。

うん、日本のラテンソーシャルの盛り上がりと符合してると思う。

 

写真見ると、雰囲気良いよね。

 

というわけで、

毎月、第3土曜の夜  は福井の方はサルサで(もしくはバチャータ。メレンゲも忘れないで)

盛り上がると。

 

初心者の方もやってみて損はないと思いますよ。 長期的に言えば、どんなジャンルでも良いからダンス必須の時代、ダンスの話題で盛り上がる時代が来ますから。 経験者の方もぜひ合流して欲しいです。

 

 

 

 

 

 

 

RUMFIRE(ラムファイア)

 

https://rumfire.jp/

 

 

《住所》福井県福井市中央1丁目17−15 サンジェルマンビル 5階

(JR福井駅から西へ直線距離で400mほど。)

 

こちらのお洒落な感じのお店ですが、ディスコティックサロン、日本スタイルのディスコ、クラブ、バー、そしてカラオケバーといった風に書かれてますが、 

店名が、ラム + ファイア! ですからね。

サルサの匂いがプンプンしますよ。

 

つまり・・ カリブ海つながりで、サルサのようなラテンソーシャルとラム酒は繋がっているので。

 

ラテンソーシャル(サルサ・バチャータ・メレンゲ)⇔  カリブ海  ⇔  ラム酒

 

みたいな図式ですね。 だから、サルサバーに行くとラムベースのカクテルが定番なわけです。

キューバリブレ(ラム&コーク)、あるいは夏に好まれるモヒートとかですね。

“ 踊る場所(東京)”  のところで「カリベ(Caribe)」「吉祥寺カリブ」のようなサルサバーについて触れましたけれど、その店名はもちろん “ カリブ海 ”(スペイン語でMar Caribe、英語で Caribbean Sea)を意味しているわけです。

 

 

そもそもの話、ラテンソーシャルって、カリブ海無しでは生まれなかったわけですよ。

サルサダンスの成り立ちで言えば、カリブ海のプエルト・リコ(リコ=豊かな、プエルト=港、“ 豊かな港 ” という名前の国) や キューバ からの移民の力が非常に大きく(ニューヨークでシェイク、混ぜ合わさって出来た)バチャータとメレンゲに至ってはドミニカ共和国発祥ですからね。 「カリブ海あってのラテンソーシャル」な訳です。 現代のラテンソーシャルはそこから各国の都市部を中心に進化していったわけだけど、ルーツとしてカリブ海の色が色濃くあるのはその通り、歴史的な事実なわけですね。

すなわち、上の図式で示した

ラテンソーシャル(サルサ・バチャータ・メレンゲ)⇔  カリブ海 この繋がりは非常に強い・・ということになります。

 

じゃあ、カリブ海  ⇔  ラム の繋がりはどうかといえば・・

このエリアは歴史的に砂糖の一大生産エリアでした。もちろんそれはサトウキビから作ります。

那覇に行くとサトウキビをその場で搾ったジュースを飲ませてくれるお店がありますが、あれは本当に美味しかった。 キビ自体も噛ませてもらったけれど、「植物のくき」がなんでこんなに甘いのかと思うほど甘い。

もちろん、水分を飛ばして砂糖として利用するのがメインでしょうけど、人間の考えることは世界中一緒で、「これで酒作れねえか?」と考えた奴がいたと。 酒飲みたい情熱は万国共通。

で、白い砂糖を作った後の廃糖蜜(モラセス。プリンの黒いシロップに似たもの)に目を付けこれを発酵させて蒸留し、見事ラム酒が出来上がったわけです。

というわけで、カリブ海  ⇔  ラム という繋がりも強力であると。

したがって・・ ジャジャーン!

 

ラテンソーシャル(サルサ・バチャータ・メレンゲ)⇔  カリブ海  ⇔  ラム酒 

 

という公式の出来上がりです。

 

 

 

さて・・

お店の話に戻りますがこのラムファイア、大人びた雰囲気というか大人の社交場みたいなムードですが、『70年代、80年代、90年代、ソウル、ポップ、ユーロビート、トランス、EDM、R&B、ラテンなどなど。福井でトップのDJ陣がお迎えします。』とあり、

私は世代的に “ ユーロビート ” なんて聞くと刺さるというかとても懐かしく感じるのですが、ラテンを最後に持って行ってるけど、実はこれこそが本命・推しなんじゃないかなあ。 店名もそうだし。 

 

というか、かなり確信を持って書いているのは、この写真で見るオーナー、京都のサルサカンデーラで夜のルンビータにいたよね?(笑) 

知らないけど、有名人なんじゃないの?? この界隈で。ww

(絶対に、ラテン好きでしょ)

 

というわけで、ここも要チェック!!

 

 

20時からの営業みたいですが、土曜が踊る日のようです。

 

 

 

 

 

若者向けサルサイベント(20代~30代向け)

UMSAL』

 

 

更にしつこく調べていたら、こんなのを発見。

 

https://www.instagram.com/p/BvLNXnhnymm/

 

 

■料金

20-30代 無料 (ワンドリンクミニマムオーダー)

40代〜 2000円 (1ドリンク付)  だって。

 

20-30代 無料!! やるね~ 若手を増やしたいというのは全国のサルサ関係者の共通の思いかもしれないね。

場所は、やはりというか上述の RUMFIRE

共催が “ いろはダンスセンター ” というところみたいですね。

(注)現在は20-30代 1000円の1ドリンク付に変わってるらしく・・ それでも超絶サービスだよね。レッスン付ですよ。

 

 

開催は第3日曜か~ なるほど、第3週の土日で集中的にサルサやろうという意図があるように感じます。

やや、昔の情報かもしれないので、興味のある方は問い合わせてみてください。

 

 

えーっと、だんだんわかって来た。

福井のサルサシーンでは、

サルサラボが事前レッスン有りの「Doctor Salsa」というパーティをやっていて、

開催日は第3土曜。もう20年続いている。

PM8時~9時がレッスンで、9時からがパーティ。

 

RUMFIREというお店では毎週土曜をダンスフロアとして営業しているが、

それとは別に「RUMSAL」というレッスン付きパーティを

第3日曜日に(こちらも毎月)開いている。

PM8時~9時がレッスンで、9時~11時がパーティ。

そういう感じのようです。

 

 

 

 

 

このRUMSAL、Youtube での映像も発見 ↓

 

2018年

いや・・ 福井、想像以上に熱いじゃないですか!!

 

 

 

 

2019年

これ以降のYoutubeでBGMとして掛かっている音楽はサルサミュージックではないのでちょっと注意してくださいね。 この↑2019年で使っている曲も一見ラテン風に聞こえたとしてもサルサではない別ジャンルの曲になります。 

 

  

   

  

  

2019年

この映像は上のインスタのものと同じものですね。

 

 

 

 

なんか福井サルサ、凄ぇ熱いですよ↗↗🤩 想像以上!

 

 

 

 

2019年

2019年10月より

料金がそれまでの

20-30代 無料 (ワンドリンクミニマムオーダー)が

20-30代 1000円(1ドリンク)に変更になってますね。

もうそれでも大サービスですよ。

 

40代〜 2000円 (1ドリンク込)は変わらず。

 

 

 

2020年

あー なんか飲みたくなってきた(笑)

 

 

 

 

2020年

 

 

 

 

 

2020年

冒頭の大人数で手を繋いでこんがらがっている(笑)のは、キューバの “ ルエダ ” という踊りです。

正式には、ルエダ・デ・カッシーノ、別名で “ キューバン・ホイール ” と呼ばれることもあります。

まあ、“ ルエダ ”(スペイン語で車輪・輪の意味)と短く呼ぶ場合がほとんどかな。

編集で早回しにしてあるのでスゲーこんがらがっているように見えますが、全員の呼吸が合って動けるようになればとても見ごたえがありますよ。 ルエダはキューバンスタイルのペアサルサの原型、といったものですが、まあ、サルサのマインドとしては全員が楽しめればそれでオッケーなので、チャレンジする機会があればぜひ、輪の中に入ってみてください。

 

 

 

 

 

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■サルサ・カンデーラ(京都レポート)

 

福井に注目する機会となった、今回のサルサ・カンデーラ(2024年GW)ですがここで簡単なレポをしときますね。

 

まず、京都駅に降り立つと・・ とにかく外人さんが多かった。 “インバウンドの嵐” とはこういうものかと実感。 駅ビルもそうだけど、北の四条付近に行くと、もう本当に多い。

別に悪い気はしないんだけど(みんな見る物が目新しくて、満喫している感じだし)でも、強烈な印象でしたね。

 

フェスの会場ですけど、こんな感じ。

(顔がデカデカと見えない写真を載せます)

 

この芝生、とてものんびり出来ます。 建物が日差しを遮ってくれるように計算されていてナイス!

写真ではわからないけど、いろいろ出店してました。 タコスが美味しかったよ。 まあ、私は飲んべえなので1本の予定がそれでは我慢できず、追加でぐびぐびやってたら気付かないうちに中でパフォが始まっていた(笑)

 (なので、全部を見れたわけじゃないんだけど)演目はバラエティに富んでましたね。

伝統的なキューバの舞踊をやってる方たちとか、見ごたえがあった。でも、そこはサルサなので実に軽いノリのパフォーマンスもあり。(笑)

もちろん、フリーのダンスタイムでは皆さんと踊って頂きました。

いつもだけどパフォーマンス後の人も大勢いるから、“ 季節外れのハロウィン ” みたいな雰囲気が・・ あるよね。

 

で、夜はルンビータに突撃し、こちらは大混雑でした。  ハイクオリティな空間。 DJブースが充実しています。東京でもあのレベルのブースは無い。

昔、エディー・トーレスが来たことあるんだよね、ここ。 凄ぇなあ。

 

近くにレゲエ・バーというのもあってちょっと惹かれたんだけど今回はパス。 夜の京都で そぞろ歩きするのは楽しく、特にインバウンド喧騒から外れた静かな路地の雰囲気は良いですね。

 

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さて、今回、京都のご縁で福井にフォーカスさせてもらってますが、あらためて日本地図で京都を見ると隣接する県は兵庫・大阪・奈良・滋賀・福井の五つ。

そう、京都と福井はお隣さん同士なんですよ。  “当たり前じゃん” とか言われそうだけど、福岡出身の私としては離れると、覚えが弱い地域(笑) があるんですよ。

九州・四国・中国地方はバッチリだけど、その先が・・ みたいな感じ。

 

小中学生の頃、一番イメージしにくい、位置と形を把握しにくいのが北関東の群馬・栃木、それから意外と埼玉だったような気がしますね。 とにかく、形と境界線が頭に入らない。

(秀才は別でしょうけど。)

東北は形的にわかりやすいんですよ。すんなり覚えられる。

次に覚えにくかったのが岐阜だったような・・ やはり形の把握がしにくい。

 

「お前、大人じゃん」とか言われそうですが、いや、そのころの知識がアップデートされてない部分があるので(笑) だから、秀才の小学生以下かもしれない。ww

「お前、東京住んでるじゃん」とかも言われそうだけど、もう勘弁して(笑)みたいな感じ。

 

京都もねー 内陸県のイメージ強いよね。京都市の中央、御所付近のイメージが強烈過ぎて。

「舞鶴、京都府だよね・・ ゲッ、海に面していた」みたいに気付いたのは、結構大人になってからかもしれない。日本地図は散々目にしていたはずなのに。

おそらく、“ 海に面してなさそうで実は海に面している都道府県 ” のナンバー1が京都府のような気がする。

北陸三県、富山・石川・福井といったところは普通に覚えやすいエリアだけど、福井が京都隣接というビビッドなイメージはなかったなあ。

実際、福井が接しているのは、滋賀・岐阜・石川そして京都の四つ。

で今回、福井の方が結構京都に来てたのを見て

「あー、やっぱそうだよね。 隣の県で来やすいのは確かだね」

そう思いました。

(東西に長いから西と東で状況は結構違うかもしれないけれど。)

 

首都圏と福井ということで言えば、2024年3月16日に北陸新幹線が延伸してアクセスはとても良くなったはず。 この沿線というのが温泉を楽しめそうなエリアばかりで、しかも黒部宇奈月温泉駅・加賀温泉駅・芦原(あわら)温泉駅、と温泉好きなら途中下車必至の駅が続きますね。

 

〈つながる北陸〉

https://www.jr-odekake.net/navi/hkr_shinkansen2024/

 

〈延伸経過〉

https://www.westjr.co.jp/railroad/project/project1/

 

 

そのうち、温泉巡りをしながら福井を目指してみたいと思います。 というか温泉好きはたどり着けないんじゃないか?(笑) 

 

 

 

 

 

というわけで、以上、福井サルサの紹介でした。

 

 

福井ってなんとなく “ 恐竜 ” のイメージが強かったけど、

「福井? ああ、恐竜とサルサね」 くらい盛り上がってくれればと・・

 

え? 恐竜サルサ?  それはちょっと(笑) でも何でバズるかわからない時代なので、可能性は捨てないでおきましょう。ww