私は “ サルサバー ” と呼ぶことがほとんどですが、“ラテンバー” という看板で営業している店もあります。
あるいは、“サルサクラブ” “ラテンクラブ” という名前でやっているお店もあります。
サルサバー・ラテンバー・サルサクラブ・ラテンクラブ。
いったいどこがどう違うのか?
これ、みんな一緒です。 基本的に同じものですね。
ただ、サルサ〇〇じゃなくてラテン〇〇という看板の方は、
サルサ音楽だけじゃなくて、他のラテン音楽もどんどんかけてますよ~
なので、サルサダンス以外のラテンダンスも踊れちゃいますよ~
みたいなニュアンス・アピールを感じます。
では、「サルサダンス以外のラテンダンス(ラテン系ソーシャルダンス)」って具体的には一体なんなのか? と言えば・・ 候補は実は結構あるんだけど、何といってもそれは
バチャータ と メレンゲ です。
つまり、サルサ、バチャータ、メレンゲ、がラテンソーシャルの三点セットだと言えます。
(言い切らせて頂きます)
そしてこの割合ですが、昔(20世紀末時点)ではサルサ8割で残りの2割をバチャータとメレンゲで分け合う・・みたいな感じだったと思われます。むしろ、メレンゲの割合がかなりあった。(現場にいた訳ではないですが、伝聞等で書いてます)
では、今現在はどうかと言えば、
バチャータの人気が出て浸透したため、
サルサ7割にバチャータ3割、あるいは6:4、時と場合によっては半分ずつみたいな状況もあったりします。 もうその辺はDJやオーナーの好みで決まって来るので(もちろんお客さんの動向・反応を見てそうなっているわけですが)まあ、そんな感じなわけです。 場所によってかなりの差はあるのですが・・
(もちろんサルサオンリーのところもあり、例えるなら・・ スノボが増えたのでほとんどのスキー場はスキーヤー・スノーボーダーで分け合っている状況だが、一部「うちはスキーヤー専用で~す」みたいな宣言をして営業しているスキー場もある・・そんな感じ。)
で、そんな中、“メレンゲ ” はどうなったかと言うと・・
サルサ → ニューヨーク生まれ。プエルトリコやキューバからの移民の文化、その影響が大きい。その後、世界中で進化。
バチャータ → カリブ海のドミニカ共和国生まれのダンス。 原型のドミニカンバチャータ、取っ付きやすいモダンバチャータ(ほとんどの人はここから着手)、より濃密なセンシャルバチャータ、などがある。
メレンゲ → 基本、ドミニカ生まれのダンス。12121212という単純だが奥の深いリズムに乗って踊る。
メレンゲは最近かかることが少なくなってます。 私、サルサダンサーですが、メレンゲ大好きなんですよ。 だから本当に残念なんですが、メレンゲの良さを皆が再認識できるようになればいいなと・・ そう思ってる。
メレンゲってある日突然わかる、というかその良さにピンと来る瞬間があるんですよ。
その辺の話はまた別な機会に。
で、看板がサルサバーであろうが、ラテンバーであろうが、サルサクラブ・ラテンクラブであろうが、基本
ラテンソーシャル三点セットはかかる。
「えっ? サルサバーとかサルサクラブってサルサだけじゃないの??」
その通り。 サルサがメインだとしても、その他のラテン音楽もかかるんです。
(フェイントだけどそうなんです。ラテンバー・ラテンクラブと名乗っていなくてもやはりかかる。)
更に、昨今では三点セットに加え、
チャチャチャ、レゲトン、ズンバ、時にキゾンバ、といったものもイレギュラーでかかったりもする。
「えっ? サルサ一種類覚えるのも大変そうなのに、そんなに何種類も覚えないといけないの???」
心配無用。
まずは、サルサを踊れるようになりましょう。
『サルサ踊れれば、他のラテンダンスへの展開が容易』なんです。
共通点が多いし、土台も似通っている。(ラテン色強いダンスならば、同一の土台だと言い切ってしまうことも出来る) とりわけサルサの速いスピードに慣れてしまえば、他のラテン系ソーシャルダンスは慌てず余裕を持って対応できるようになります。
あるいは・・ 馴染みのないジャンルの曲がかかったら・・
そもそもの話、別に踊りっぱなしじゃなくて良いので、休んで、酒飲んで(最近はノンアルも充実しているところが多いです)眺めて、隣の人と世間話でもしていれば良いのです。
・・ただ、せっかくそういうところに足を運んでも、100%見てるだけでは実にもったいない。見るだけより自分も踊れば100倍素敵だし楽しめるから。 ぜひぜひラテンソーシャルの世界に足を踏み入れて欲しい・・そう思ってます。
(※かかった曲がサルサなのか違うジャンルなのか、そもそもそこからわからないし自信が無い。 はい、サルサやってサルサミュージックに慣れてくれば、バチャータやメレンゲがかかってもその違いがピンと来るようになるし、他の音楽に対しても同様です。)
というわけで、長めの前置きになりましたが、
実際にサルサを踊れる場所というのは、どういったところがあるのか
具体名を挙げながら見て行こうと思います。 最終的には全国網羅したいですが、まずは東京からです。
二つのカテゴリー、すなわち
《サルサバー・ラテンバー系》と
《イベントスペース・ホール系》
で見ていきます。
《サルサバー・ラテンバー系》
★銀座・ラスリサス
東京都中央区銀座8-12-6 小野商ビルB1F
場所柄、会社帰りの人がふらっと立ち寄ったりしている雰囲気があって、初心者にも取っ付きやすいラテンバーです。 いきなり六本木に突撃するより気合入れなくても大丈夫みたいな・・(笑)
初心者さんにも、おすすめです☆ イベントも多くて楽しめますよ。
レッスンもやってて大体19時~20時半みたいですね。
(あ、一般的な目安ですけど、レッスン付ワンドリンク付で¥2500とかが割と多いんじゃないでしょうか。)
・・ここは2005年オープンなんだけど
個人的には開業からの五年間を綴った “ 銀座にラテンバーを!~ 独立開業日誌 ”
というブログが凄く面白かった記憶があり、久々にいくつか読み返してみましたがやっぱり面白かったです。
《関連記事》
そう、実は敷居は低いんだよ。 サルサを筆頭としたラテンソーシャルはね。
気軽に合流してみて欲しいです。
★六本木・エルカフェ・ラティーノ
東京都港区六本木3-15-24
1Fと2Fがあって好みで行き来できます。 2フロアあるので下でレッスンやってる時間帯でも上で踊れるみたいな柔軟さ便利さがあるよね。
ここにいきなり連れて行かれてサルサにハマった人は多いんじゃないかな。 というか、私も人生最大級の転換点となった場所がここでした。
1999年オープン の老舗です。 短く“ エルカフェ ” と呼ぶことが多いですね。
ミレニアム以降の東京のサルサシーンを牽引してきた、力のあるお店ですが雰囲気良いので是非! 場所柄、日本在住の外国の方や海外からのお客さんも多い印象ですね。
★フィエスタ(新宿)
2010年オープン。
新宿区歌舞伎町1-14−6 第21東京ビル3F
TOHOシネマズのビル、ゴジラが頭を出してるビルのエスカレーターを背にしてやや左側、11時の方向にあるビルの3階です。
歌舞伎町なのでややディープ感はありますが、中はとてもアットホームで、なんというか・・まったり過ごせますね。 曜日にもよるけど若い子が弾けている傾向あり。イベントも多いし。 若いオーナーが新宿サルサホール(代田橋)のオーナーを兼ねているのでパーティとかやりたい人は相談してみては? アットホームもゴージャスも両方できると思いますよ~
★レオン(新宿)
2006年~
東京都新宿区新宿5-17-6 B1
JR新宿駅から徒歩8分、地下鉄丸ノ内線、新宿三丁目駅から徒歩3分。
花園神社に向けて歩いていき、右手の路地に入るとあります。
新宿の雑踏から離れた、隠れ家的な印象のラテンクラブ。
★サルー〈¡Salud!〉(日暮里)
日暮里駅前すぐです。 2002年オープンのお店。
東京都荒川区東日暮里6-60-9 日暮里駅前ビル3F
¡Salud! は元の意味は「健康」ですが、実際は「健康を祝して」すなわち『乾杯!』という意味です。
・・それにしても、スペイン語って逆感嘆符 ¡ や
逆疑問符 ¿ が文頭にも付く世界で唯一の言語らしいけど、¡ 面白いよね !
以上、取りこぼしもあるかもしれませんが、一応私が知ってる範囲で書いてみました。
・・というわけで、サルサバーでやってるレッスンに試しに参加してみるというのは、とても良い入り方だと思います。ラテンソーシャルの世界に入るやり方としては。 「つまみ食い」は悪くないんですよ。こういう場合はね。
ただし、レッスンでついていけなくも落ち込む必要はまったく無し。 最初から上手に動ける人なんていませんから。 出来なくてあたりまえ・なんです。(子供の頃からソロのダンスをやっていたとしてもペアは別物なんで動けなかったりしますからね。)
続けてみようかな・・ ハマってしまった・・ あるいは、“ やってみたい ” と思われた方は是非、うちのレッスンを覗いてみてください。
私(主催者)自体がいろいろ壁にぶつかった経験がありますので、壁や落とし穴をうま~く回避もしくはクリアしながら系統的にマスターすることを目指しています。 楽しみながらね。
どんなものでもそうかもしれませんが、やはり、変な癖が付く前にナチュラルで発展性のあるやり方を覚えて身体に染み込ませた方が良いし、トクです。 ダンスの場合、姿勢やリズムの捉え方、ステップや頻出する動きについては特にそうですね。
《イベントスペース・ホール系》
★中目黒GTホール
2020年から23年にかけてダンス業界を襲った影響は甚大なものでした。そして未だに傷は癒えていないです。 中目黒駅前にあるこのホール、週末は大盛況で平日でも充分人が入ってました。
今は再起動し、立ち上がりつつある状況でしょうか。
また以前のように、いや以前に増して盛り上がる日を願っていますし、必ずそういう日が来ると思います。
それと、中目黒あるいは目黒区って行政が「ダンス」とか「音楽」に理解のある場所なんですね。元々芸術系には理解があったみたいだけど、2019年に東京音大のキャンパスがこっちにも出来てからより明確になったみたいです。「ダンス」や「音楽」と二人三脚で街を盛り上げて行こうという。
★スタジオ JBA
Tオーナーが踊り手なので(特にバチャータ)、ダンサー目線のイベントが多くて楽しめます。ビジネス街にあるのですが、上手いリーダーが結構多い印象。 ですので女性の皆さん、ぜひどうぞ。
もちろん、男性諸君も遊びに行ってください。
場所は・・
日比谷線の小伝馬町駅が一番近いんだけど、馬喰横山・馬喰町・人形町・東日本橋・・などいろんな駅からアクセスできます。
東京都中央区日本橋大伝馬町11-8 HATビル の地下にあります。
★北沢タウンホール
下北沢の駅から徒歩5分。
東京都世田谷区北沢2丁目8-18
広さアクセスともに使い勝手の良いホールです。
会場(スカイサロン)から見下ろす夜景もかなり良い。 ・・ここも徐々にサルサ&ラテンイベントが復活してくるでしょうから、その時は是非 !!
★豊洲シビックセンター
東京都江東区豊洲2丁目2−18
とても綺麗。 広さに関しては文句なしの、開放感のあるホールです。
7階にある二つのホールですが、よく使われるのは「サブ・レクホール」の方。
景色は抜群。 サルサのイベントも断続的に開催されているので是非どうぞ!
初心者にもお薦めできるイベント多いと思う。
(わかりやすい一覧でもあれば追記します)
アクセスは新橋からゆりかもめに揺られ景色を楽しむも良し、新宿からりんかい線で一気に行くのも良し。
次に・・ 箱ではなく、不定期に行われるサルサのイベントというものがありますので、そういったイベント系のものにもちょっと触れておきます。
★禁煙サルサ
歴史のあるサルサイベントです。 毎回、いろんなインストラクターのレッスンが最初にあって(30分くらいだったかな)その後がノンストップのダンスタイムっていう構成です。
まったく自信が無い頃の自分でも、きちんとフォローしてくれる女性がたくさんいて、本当に助かりましたし嬉しかったです。
会場は、六本木の麻布区民センターがメインで、中野付近で開催されたこともありました。
で、一度テレビか何かの取材が来てることがあって、私、そういうのに引っ掛かりやすいたちなんですよ。
「ちょっといいですか?」 「え? まあ、いいですよ。」
「皆さん、禁煙されるために踊ってらっしゃるんですね! 健康的でいいですねっ!! なかなかタバコって止められないですからねっ‼ マスコミ関係って吸う人ばかりなんで、もうホントみなさん尊敬しちゃいますぅ!」
俺(・・いや、“ タバコの煙無しの空間で踊りたい ” というのがここの趣旨で、踊って禁煙しようとしているわけじゃない。 リード&フォローでニコチン中毒紛らわしているわけじゃないんだけど・・)⇐当時はまだまだ分煙が徹底していなかったのでそういうニーズがあった。
(つーか、俺、大昔に禁煙成功してるんすけど・・ この人たち禁煙パイポと勘違いしてないか・・?)
みたいな・・ とんちんかんな言葉を浴びせられ、会話・対話にならず・・
というか、取材スタッフのあまりの勘違いにその時は何と返してよいのかわからず、そそくさと逃げて踊った記憶あります。
主宰者に趣旨を確認せず、思い込みでインタビューしちゃダメだよね。(笑)
★〇〇サルサ & サルサ〇〇
禁煙サルサがあるのであれば、他にも “ なんとかサルサ ” というイベント・パーティはあるのでは? はいその通り。
中目黒GTホールがほとんどだと思うんだけど、(あとは下北沢とか他の公民館かな・・)
わたくしが行ったことのあるパーティを書き出してみました。
(いやー結構あってビックリしたよ。 笑)
エレガントサルサ
プラチナサルサ
オーガニックサルサ
パッションサルサ
ピュアサルサ
スーパーサルサ
サブロッササルサ
スマートサルサ
楽サルサ
Mサルサ
スマイルサルサ
コンフォータブルサルサ
リラ・サルサ
BLABO SALSA
YOU ARE SALSA
ニューサルサ
アモーレサルサ
REAL SALSA
サルサ・レボリューション
ノーパレ・シゲ・シゲ・サルサワンダーランド
サルサフィーバー
サルサフリーク
サルサアンアン
サルサ・グラビティ
Salsa Fire
RT Grupo Salsa
MOMOサルサ
Amigaフェスタ
ラテンミュージックシャワー
赤坂サルサ@中目黒
で、実際はもーっとあったかもしれない。 とりあえず、自分が行ったことのあるものだけリストアップ。
(いやー記録しといてよかった。カレンダーで検索掛けたらこんだけ出てきた。)
まあ、今は立ち上がってる最中だと思うけど、過去にこれだけ群雄割拠してどれも満杯になってたんだから、未来においても出来るはずなんですよ。
というわけで、みんなで “サルサ界" “ラテンソーシャル界” を盛り上げていきましょう ‼
★ヒルトンサルサ
これね、私は行ったことないんですよ。 なぜかと言えば、自分はとても汗っかきでドレスコードみたいなものがあるパーティはちょっと敬遠してたんです。ジャケット着用とかになると、ほんと暑くて・・
火照った身体をどう冷却するんだ?? みたいなところに意識が行って・・
今にして思えば、覗いておけばよかったな、そういう感じです。
おしゃれして踊るのはホント良いとは思うんだけどね・・
(実際のドレスコードはTシャツはまあNGで、普通のシャツならOK、程度のものだったらしい・・ だったら行っとくんだった。)
場所は西新宿のヒルトン東京ホテル。 都庁よりずっと北側です。(青梅街道までは行かないけど)
そんな感じで、自分の中では忘れかけていたこのヒルトンサルサですが・・
なんとなんと
2024年1月14日(日)に復活していた らしく・・
いや~ビックリしました。
年末に “ 復活する ” という噂を耳にしたんだけど、「まさか・・ね」と思ってたし、一応検索はしてみたんだけど具体的なことが見つからなかったんです。
《その時の様子・フェイスブックです》
(1月15日投稿分)
参加費は3800円でサルサイベントとしては高めだけど、そこはホテルということを考えれば適正でしょう。 1Fのマーブルラウンジというスペースで開催みたいです。 フリードリンク、すなわちきちんとしたカクテルが飲み放題らしい。(カクテル好きならお買い得なんじゃないの??)
1/14が大盛況だったということで、今後も不定期で開催される可能性大なのでは?
GOOD NEWSだね。
それと、ホテル側がこういうイベントに前向きなのはとても心強いです!
《ホテルへのアクセス》
https://tokyo.hiltonjapan.co.jp/access/
https://hiltonhotels.jp/hotel/kanto/hilton-tokyo/access
★大手町ロマンティコ
いつから始まったのだろう? 2007年開催までは確認したんだけど・・ そこから10年ほど続いた、都会のど真ん中のサルサイベント。
大手町サンケイビル前の「フラット」という広場で行われていました。時々、室内開催もありましたが。
自分が初めて行ったのは2010年でしたね。
そう、ダンスって屋外で踊るのはまた格別なんだよね。
賑わいという点で言えば、本当にたくさん集まってました。広い会場がギッシリと。
皆で音楽のシャワーを浴びる気持ちの良い空間。
あのようなイベントがまた復活して欲しいです。 まあ、そのためには 微力ながら
“ 踊れる男女 ” を増やしていかなければ。 結局、そこ。(笑)
踊れるとあらゆる意味で生活が豊かになっていくのに(GDPとかでは測れない豊かさでしょうね)日本はソロダンスは若者中心に相当浸透して来たとは言え、大人のペアダンスはまだまだなんですよ・・
だから・・ 特に若手にペアのダンスを認知して欲しいと思う。
仕事帰りに飲み屋でほろ酔いになるのも良いけれど(自分も大好きでよくそうなります)
仕事帰りにタップリ踊ってリフレッシュする・・・ 目の前にそんな選択肢があることに気付いて欲しい。気付いている人たちは順調に増えて来ていたはずなんですけど・・
2015年?くらいでこれ ↓ ですからね。
《番外編:記憶の中の素敵なサルサバー》
★カリベ(六本木)
1997年~2019年6月
サルサダンサーでも上級者が集結する場所・・ みたいな位置づけになっており
(オーナーが意図した訳ではなく、なぜかそういう風になっていた)私も駆け出しの頃はビビって行けず、恐る恐る行ってみたのは数年経ってからでした。
(行ってみれば確かに上手い人はいるんだけど、フツーに楽しめるサルサバーでした。なんかネットの口コミとか掲示板って極端な事書き込む奴がいて困るよねー。)
★スダーダ(六本木)
1993年オープン、つまり東京というより日本のラテンソーシャルの草分けのようなバーです。「あそこに行けば、常にサルサが踊れる」という、そういう箱を提供した最初のケース。
2012年に一度終了した形になったんだけど(私、最終日のさよならパーティ行きました)一転して同地でも継続できる事になり(一時的に店名が “ ラべリント(迷宮)” に変わり、その後また “ スダーダ ” に戻る。この2012年の時に新規展開したのが後述のパライソ。)2017年まで営業していたが移転のため閉店。その後同じ六本木だが少し離れたところで営業開始したがそこも終了。
★パライソ(六本木)
2012年9月~2015年10月
クオリティ高かった。 三年間の賑わいの後、惜しまれつつサルサクラブとしての営業を終了。
いやー パライソ、ほんと良かったよね。
レストランの機能を重視したため、踊るスペースがドッカーンと広がる感じではなかったけれど。
うーん。本当に良かった。「天国」という名前の通り。 またああいうタイプのお店が未来に出来ることを期待しましょう。
★レラシオーネ(池袋)
2010年8月~2014年1月
いや、ここホント良かったです。 特にラテンのライブにこだわっていて音響は抜群。雰囲気も抜群。
三年半の営業かぁ・・ 大変お世話になりました。
オーナーもスタッフもとてもフランクだった。
ラストの日も行ったけど、踊る人がもっともっと増えてああいうタイプの店がまた出て来て欲しいです。
★ラキア(両国)
バランスの良い箱だった。 それと脇にいろいろフリードリンクコーナーがあって自家製の梅酒とかあって飲み放題。
踊るよりグビグビやった記憶の方が残ってるなー
そんな楽しいラキアでした。
★コパカバーナ&シーシャ(六本木)
やっぱ、六本木って集客力に優れた土地柄なんだよね。 他にもサルサバーがある中、参戦してきても十分成り立つ感じ。
コパカバーナ(Copacabana)はレッスンとか受けに行った。 で、上に同じ系列でシーシャ(Sheesha)というバーがあって、そっちでもたまにレッスンがあったみたい。
★吉祥寺カリブ
昼は雀荘、夜はサルサバーという面白い形態のスペースでした。 凄く広いわけではないが、ほぼ正方形のフロアで普通に踊りやすかった記憶が。(2020年1月閉店)
・・最後まで残っているとオーナーもしくはパーティの主宰者が一人で雀荘に戻さなきゃならないので、みんなで手伝って雀卓を運んだりとか・・(笑) まあ、それも今は良い思い出です。
というわけで、サルサを筆頭にラテンソーシャルを踊る人がもっともっと増えて、踊るスペースもどんどん増えてくれたら・・ と切に思います。
誰かドカンと投資してくれる方、超絶金持ち、羽振りの良い方、ぜひぜひご検討を!(笑)
まあ・・ 踊れる人達、踊る男女が増えればつまり需要が増えればお店は生まれてくるわけで、結局そこだよね~ ダンスとりわけペアダンス(ソーシャルダンス・パートナーダンス)は身につければ一生ものの趣味なので難しく考えずに、まずはトライしてみて欲しい。ダンスの経験無くてもためらわずに。
サルサバーのレッスンでもいいし、うちでも初心者に特化したレッスンやってますから是非立ち寄ってみて欲しいです。